<A NAME="温泉">温泉・青森</A>

薬研温泉	ホテルニュー薬研
嶽温泉	縄文人の宿	小さな宿だが料理もよし
嶽温泉	小島旅館	檜風呂が渋い
桜温泉	＜郊外型＞	安い！熱い！
三世寺温泉	温泉銭湯	弘前の町はずれにある銭湯
国吉温泉	温泉銭湯	弘前市の飛び地にある銭湯
大鰐温泉	国民宿舎おおわに山荘	スキー場の真ん中に立地
相乗温泉	＜一軒宿＞
フラワー温泉	＜郊外型＞
寒水沢温泉	ホテル八甲田フジサワ	八甲田スキー場そばのきれいなホテル
酸ヶ湯	＜一軒宿＞	おおらかな混浴大浴場
蔦温泉	＜一軒宿＞	ブナの森に囲まれた別天地

　　<青森県編>
　　　　　妻の出身地なので津軽地方に関してはかなり詳しいと自負しています。
　　　　青荷温泉や谷地温泉、酸ヶ湯など、八甲田周辺の有名どころで、
　　　　行ってないところが山ほど残っていて今後の楽しみです。

　　　　　１９９７／８／２９　酸ヶ湯と蔦温泉に入湯したので、あとは沢山ある黒石温泉郷が
　　　　大きな目標です。

薬研温泉　　　　霊場恐山からほど近い場所にある。新緑の季節がすごくいいらしい。
　　　　　　　　　有名な露天風呂に入らなかったのが心残りだが、
　　　　　　　　　さすがに地の果てといったところなのでもう一度は無理か。
　　　　　　　　　泊まったのは国際興業系のホテルで、
　　　　　　　　　「ホテル・ニュー薬研」という名前だったような気がする。
　　　　　　　　　森の中の一軒宿で、５階か６階にガラス張りの展望風呂があった。
　　　　　　　　　緑に包まれた静かないいホテルだったが、
　　　　　　　　　残念ながらお湯自体の記憶はない。

酸ヶ湯　　　　　　青森県で一番有名な温泉。湯治場の雰囲気が濃い。

　　　　　　　　　ヒバの千人風呂と混浴で超有名温泉だが、過去二回は素通り。
　　　　　　　　　三度目の正直でついに入れた。
　　　　　　　　　大人￥４２０，小人￥２００の入湯料。大きな玄関の自販機で切符を買って、
　　　　　　　　　浴場入り口の番台のようなところへ出す。
　　　　　　　　　カメラを持参したが、撮影厳禁の張り紙に断念。
　　　　　　　　　混浴だから当然ではあるが。
　　　　　　　　　実際に浴場にはいると、思っていたより狭い。
　　　　　　　　　もちろん、かなり大きな浴槽が二つあって十分広いのだが、
　　　　　　　　　ＴＶや写真で広い広いというイメージができあがっていたので．．．
　　　　　　　　　入り口は男女別だが、浴槽は完全に混浴。
　　　　　　　　　二つの浴槽とも真ん中に目印があって、男女が左右に分かれて
　　　　　　　　　入るようにと、混浴マナーを守りましょうなどと書いてある。
　　　　　　　　　しかしおば（あ）さんたちは大して気にもしていない様子だった。
　　　　　　　　　女性用の洗い場は一応ついたてで仕切られてはいるが、
　　　　　　　　　奥の浴槽からはほとんど見えてしまうので、そんなことを気にする人は入れない。
　　　　　　　　　打たせ湯が五本くらいあって、肩や首筋、ふくらはぎなどに当てると、
　　　　　　　　　すごくいい気持ちでなかなかやめられなくなってしまった。
　　　　　　　　　大きな旅館なので土産物も豊富だし、食堂もあるので、
　　　　　　　　　八甲田へ行ったら必ず立ち寄りたい。

寒水沢温泉　　　　八甲田スキー場のゲレンデ脇にあるホテル八甲田フジサワ
　　　　　　　　　たまたま５年くらい前オープンしたばかりの時に行った。
　　　　　　　　　といっても泊まったわけではなく、スキーの後に入浴だけの利用。
　　　　　　　　　小さいがレストランは広く設備の整ったホテルだった。
　　　　　　　　　（バブル時期の企画か？）
　　　　　　　　　真っ昼間で浴場も独占できた。明るく清潔な風呂で、
　　　　　　　　　無色透明なお湯だったと思う。
　　　　　　　　　できれば泊まってスキーを楽しみたい、
　　　　　　　　　もう一度行きたいホテルである。

蔦温泉　　　　ブナの森に囲まれた歴史と風格のある名旅館

　　　　　　　　　大町桂月ゆかりの八甲田と奥入瀬の中間にある一軒宿。
　　　　　　　　　道路から旅館に入っていくと、広い敷地にどっしりとしたたたずまい。
　　　　　　　　　日帰り入浴料￥４５０を払って奥の浴場へ。
　　　　　　　　　平成八年六月に改修されたばかりで、脱衣所も浴室も清潔。
　　　　　　　　　床には土佐の緑石（大理石のようなきれいでしかも滑らない石）が使われていて、
　　　　　　　　　木の浴槽と透明なお湯とともに大変素晴らしい。
　　　　　　　　　（土佐の石は、大町桂月が縁で姉妹関係を結んだところからの寄贈品）
　　　　　　　　　天井もすごく高くて、ヒバの薫りが心地よい壁、鄙びた雰囲気は全くないが、
　　　　　　　　　気持ちよい風呂に満足。
　　　　　　　　　鄙びた雰囲気を味わいたければ、もう一ヶ所宿の玄関に近い古い浴室がある。
　　　　　　　　　こちらは浴槽も床もすべて木なので、秘湯ファンにも評判がよい。
　　　　　　　　　宿の近くには静かな蔦沼などのハイキングコースもあって、
　　　　　　　　　是非一度泊まりがけで行きたいところだ。
　　　　　　　　　それも一泊でなく、バッグに何冊かの本でも入れて一週間くらい
　　　　　　　　　のんびりと読書と風呂だけの生活がしてみたいと思わせる宿。
　　　　　　　　　露天風呂はないが、十分推薦に値する。

大鰐温泉　　　　　スキー場のところでも取り上げた大鰐温泉
　　　　　　　　　スキー場の真ん中にある国民宿舎大鰐山荘に泊まった。
　　　　　　　　　露天はないが凝った岩風呂で体の良く暖まるいいお湯だった。
　　　　　　　　　温泉もスキー場もすばらしいので何とかがんばって欲しい。
　　　　　　　　　子供たちに好評の"湯ーとぴあ"の復活を願う。

相乗温泉　　　　　奥羽本線津軽湯の沢駅から国道を山に進み、秋田県との県境にある。
　　　　　　　　　長男が生まれる前に、駅から徒歩で３０分くらいかかって行った。
　　　　　　　　　わりと大きなホテルが数軒あり、名前は忘れたが
　　　　　　　　　中でも一番大きなホテルで入浴。かなり広い浴場だった。
　　　　　　　　　電気マッサージのイスでしばらく休んだ記憶がある。
　　　　　　　　　団体客向けの温泉地のようで風情には欠けるが、
　　　　　　　　　国道沿いにしては静かな場所だった。
　　　　　　　　　帰りはホテルのマイクロバスで駅まで送ってもらう。
　　　　　　　　　（もちろん日帰り入浴のみ）
　　　　　　　　　１９９８／９／１３　近くの矢立峠に行ったが、このホテルは倒産して営業していなかった。

嶽温泉　　　　　　岩木山の中腹にあり、昔から湯治場として有名なところ。

　　　　　　　　　岩木山神社とスカイラインの入り口の中間に位置する歴史ある温泉。
　　　　　　　　　道路も整備されていて決して秘湯ではないが、雰囲気は良い。
　　　　　　　　　白濁した、いかにも皮膚病などに効き目がありそうな温泉。
　　　　　　　　　マタギ飯で有名な”山のホテル”や源泉の”小島旅館”など
　　　　　　　　　数軒の旅館が立ち並んでいる。
　　　　　　　　　縄文人の宿
　　　　　　　　　　純木造で雰囲気があってなかなかいい宿。
　　　　　　　　　浴槽ももちろん木製で、たっぷりと白濁したお湯があふれていた。
　　　　　　　　　数年前に一度日帰り入浴したときの印象が良かったので、
　　　　　　　　　１９９９年３月２８日（日）ついに一泊してみた。
　　　　　　　　　母屋と離れに各一組しかお客を取らないので（客室は二部屋ずつあるが）、
　　　　　　　　　全くの貸し切り状態が味わえる。
　　　　　　　　　それで料金は一泊二食母屋が￥１２０００、離れが￥１５０００とリーズナブル。
　　　　　　　　　食事は炭火の炉端焼きがメインでヴォリュームがたっぷり。
　　　　　　　　　殻付きのホタテ、カキ、サザエやカレイ、キンキなどの魚介類をはじめ、
　　　　　　　　　ウインナやトウモロコシ、団子餅など、種類も豊富。
　　　　　　　　　それに釜飯と鴨鍋、ボイルしたズワイガニなど、普通の人では食べきれない。
　　　　　　　　　パンフレットには３人前というのが売りになっているほどだ。
　　　　　　　　　特に鴨鍋の味は絶品で、これは我がファミリーであっという間に平らげた。
　　　　　　　　　朝食は特に特徴がないものの（生卵がヨード卵光だった）、ご飯もおいしく
　　　　　　　　　３杯食べてしまった（いつものこと？）。
　　　　　　　　　酒やビールなどを頼めば宿の主人が持ってきてくれるが、
　　　　　　　　　あとは良い意味での”ほったらかし”状態なのでくつろげる。
　　　　　　　　　また風呂場が部屋のすぐそばで、他の客を気にする必要もなく、
　　　　　　　　　好きなときに好きなだけ温泉に入れるというのも大きな魅力。
　　　　　　　　　湯量が豊富でやや熱めのお湯だが、二つの木の浴槽は
　　　　　　　　　なかなか風情があり、アトピーなどにも効き目がありそう。
　　　　　　　　　今回の宿泊はちょうど時季はずれの大雪（一晩に３０センチ以上）に遭遇したので、
　　　　　　　　　物音のしない雪国らしい情緒が楽しめた。
　　　　　　　　　出発前、名物のご主人にコーヒーをご馳走になったり、タオルをいただいたり
　　　　　　　　　したから言うのではないが、また機会があったら泊まってみたい宿である。
　　　　　　　　　　　１９９８／９／１２岩木山登山のあと、小島旅館で入浴。
　　　　　　　　　山のホテルは外来入浴が３時まででまた断念。
　　　　　　　　　本当は小島旅館も外来入浴時間を過ぎていたのだが、
　　　　　　　　　特別なコネで入ることが出来た。
　　　　　　　　　なんと義姉の旦那さんが風呂場の工事をしたという縁で、
　　　　　　　　　土曜の夕方にも関わらず特別に入浴成功。
　　　　　　　　　床も浴槽も黒ずんだ渋い檜風呂で、乳白色のお湯が心地よい。
　　　　　　　　　アトピーなどに効きそうな優しい感じのお湯。
　　　　　　　　　ただ湯ノ花で床が滑りやすいので要注意。
　　　　　　　　　滑り止めの桟があるのだが、それでも油断するとツルッといく。

桜温泉　　　　　　　岩木町の真ん中、妻の実家より徒歩２分。
　　　　　　　　　津軽を訪れると必ず行く温泉。
　　　　　　　　　あまりにも近いので家の風呂にはほとんど入ったことがないほど。
　　　　　　　　　タクシーや観光バスをやっている前田観光の経営。
　　　　　　　　　いわゆる温泉銭湯なので３００円足らずで入れる。
　　　　　　　　　それに旅館も併設されているので食事宿泊もできる。
　　　　　　　　　冬には民謡や踊りの大会などが開かれ、
　　　　　　　　　それこそ２０００円もあれば一日温泉、食事付きで遊ぶことができる。
　　　　　　　　　雪国の精神生活の豊かさが感じられ、うらやましい。
　　　　　　　　　ここのお湯は無色透明ですごい高温、石鹸の泡が全然立たない。
　　　　　　　　　水道の水が出しっぱなしになっているがそれでも熱い。
　　　　　　　　　１９９７／８／３０一年数カ月ぶりに行くと、ロビーと脱衣所が改修されていて、
　　　　　　　　　すごくきれいになっていた。
　　　　　　　　　料金は大人￥３００，小人￥１１０と相変わらず安い。
　　　　　　　　　ちなみに青森県の銭湯の料金は￥３６０であることを確認。

三世寺温泉　　　弘前の町はずれにある温泉銭湯
　　　　　　　　　ここはかなり昔行ったところだがなかなか名前が思い出せなかった。
　　　　　　　　　しかし昨今の温泉（ページ）ブームで、ネット・サーフィン中に偶然見つけた。
　　　　　　　　　確認のためにいろいろ検索してみたら、結構取り上げている人がいる。
　　　　　　　　　それも地元の方でなく、首都圏など遠方の人が多いのには驚いた。
　　　　　　　　　他人様のHPによるとかなり熱めのお湯となっているが、どうも記憶にない。

国吉温泉　　　弘前市の飛び地黒土地区にある温泉
　　　　　　　　　ここもかなり昔行ったところだがなかなか名前が思い出せなかった。
　　　　　　　　　場所は相馬村とばかり思っていたら弘前市の飛び地だった。
　　　　　　　　　上の三世寺温泉と同様に某温泉サイトで発見。
　　　　　　　　　更に国吉温泉（旅館）自体のサイトもきれいで見やすい。
　　　　　　　　　ここも外来入浴は銭湯料金の３００円。　　　　　　　　　

フラワー温泉　　　東北道黒石インターから近い尾上町の田園地帯にある。
　　　　　　　　　　弘前周辺でブームになった郊外型温泉のひとつ。
　　　　　　　　　自動販売機で入場券を買ってはいるようになっていた。
　　　　　　　　　ただし銭湯価格ではない。（それでも５００円くらいだったか？）
　　　　　　　　　広い浴場でサウナ、打たせ湯、露天風呂もあり、プールもあった。
　　　　　　　　　休憩用の広間、マッサージ機等なんでもありのデパートのような温泉。
　　　　　　　　　すごくのんびりできるので、半日くらいかけてゆっくり過ごしたくなる。
　　　　　　　　　前に行ったときには、家に帰るために東北道に乗る直前だったので、
　　　　　　　　　ゆっくりできなかったのが心残りだ。